人生の午後を生きる

シンクロブックのエッセンスをお届けします。

父親に愛される為の生きる苦しみ

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ようやく

大河ドラマを飛ばしながらも

サブスク配信で鑑賞できました

 

ひかる君へ

この風の時代に

似つかわしい波動のタイトルですね

 

紫式部さんが主役なんですけど

私は藤原四兄弟の人生ドラマに

惹きつけられました

 

※史実では道隆は次男

道兼は三男

道長は五男です

 

 

 

 

権力者である

汚れた手を持つことに

なってでも

欲するものを手にいれて

きたパワハラ父ちゃんの

元で波乱万丈

愛と憎しみの衣!!

 

一見淡々飄々

良い人ばりの主人公にひけを

とらない役所の藤原道長

 

だけどね

私は感じたの

欲のない優しい青年のようだけど

 

その無関心さは

みてみぬふりの

抑圧した感情が

あちらこちらで

垣間見えました

かなり罪な人だと感じました

 

後継長男と自由きままな言動の

三男の間で居場所を失った

中間子の道兼の心を追い詰めて

いったんだろうと

 

まっすぐで

そしていかにも

三男らしい自由でのびのびとした

物腰がどれだけ

次男の満たされない思いを

えぐってしまったことか。。

 

結局長男も次男も

早死にするのよ

なんだか

安倍晴明の術以上に

兄弟の関係性に

絡み合った運命の糸を感じます

 

三男道長

潜在的に持っている

実は強い顕示欲と

入内した聡明な姉のお気に入りで

あるところの自分の立ち位置も持って

 

何をいっても

九条藤原家の血が流れた

高きプライドが

最強の呪詛じゃないかと

長兄も次兄も

超えての大出世したわけです

 

 

長兄は糖尿病

無類の酒好きで

浴びるように飲み

まるで母親のように

自慢の妻に甘える姿

 

次兄は7日関白と言われ

疫病であっけなく逝ってしまう

愛されたくて愛されたくて

お家の泥を

父親のためなら

いくらでもかぶると

言い切り

父親が喜ぶ策のためなら

自ら体を傷だらけに

するあの愛憎のエネルギー

せつなすぎました

 

現代の愛着障害

アダルトチルドレンの典型ですよね

 

 

誰かに愛されるためだけに

生きるのは

終わりはなく

どこまでいっても

自分を満たすことは

できない

 

諦めがつくまえに

命を削り

肉体から離れるしか

なくなった

藤原の兄達

 

そして父を憎みながらも

その血をたっぶり

受け継ぎ

唯一の殿御である

帝から憎悪され

女を捨てた姉

 

それらを背負って

生きた三男道長の本質とは?

これからも

ミーハー考察は

楽しみの一つに加えたい^_^

 

 

さて現実に戻りたっぷりの洗濯物を

とりこもう!、