人生の午後を生きる

シンクロブックのエッセンスをお届けします。

  「大切な人を失う」悩み

 物欲があまりない為

 旅に行ってもめんどーで

 買い物行きたくない

 

f:id:withwoman:20220730171202j:image

 

 家族からブーイング

 

 たまに買っても

 趣味が変わってると

 ブーイング

 

 でもまた旅に自由に行けるように

 なりたい!!

 

本日もシリーズ 最終回

 

その悩み哲学者が既に

答えをだしてます」

小林昌平さんのナビゲートを致します

 

●大切な人を失った悩み

 

ユダヤ人 

精神科医エリア代表

 フロイト殿」

 

ちらりと臨床医キューブラロス

ミュージシャン エリッククラプトン

 

豪華メンバーでお届けします

 

 

悲しみとは力である

 

大切な人を失い立ち直ってゆく


プロセスを「喪の仕事」と呼ぶ

 

そして私達は気持ちを抱く対象に


心的エネルギーを注ぎ

 

幸福感も喪失感も味わうんだよね

 


ラブ&ヘイトの境地さへ


厭わない出逢いと別れも

あるんだもの

 

 

失われた相手に心的エネルギーを

注ぎ続けることからの

長い時間をかけての解放

 

そう。。

長い時間をかけての

段階があるんだ

 

これが「喪の仕事」にかかせない

良薬口に苦し的な役割なのだ。

 

長く悲しむことを

自分の心の弱さとして

捉えなくて良い

 

目の前の悲しみから

目をそらさず

 

深く悲しむことこそ

大事な物を失った人が

出来る大切な事なんだ

 

悲しみ尽くすことそのものに

癒す力がある

 

始終泣き続け悲しみに暮れる


状況から心的エネルギーの

流れが変容していく

 

固着を手放しあきらめ

静けさをとりもどしながら

 


悲しみはゆるやかなパワーに

なってゆく

 

「それでも私は

 生きていかなきゃ」

 

と失われた相手と距離をとり

境界線をひいて「私」を取り戻す

 

 

健全な自己愛を取り戻すのだ

 

 

臨床医のキュープラーロスは

真正面から死をとらえようという

運動をおこなっている

 

f:id:withwoman:20220730171619j:image

 

大切なものを失った悲しみを

明るくごまかしたり

 

他の対象で埋め合わせ 

たりしょうとすると

 

悲しみの悲認といって

後に重い抑鬱状態に襲われ

 

かえって悲しみに苦しむ事になる

と証言している

 

喪の仕事をうまく行なってゆくために

周囲の人のサポートや

 

専門機関や地域のコミニュティなど

サポートしてもらいながら

 

悲しみの心的エネルギーの

流れを変容させてゆくのも大切だ!

 

 

イギリスのミュージシャン

エリック、クラプトンは

最愛の息子を失った

 

悲しみのあまり

外に出る事ができなくなって

 

彼が作った曲は

代表作となった

 

彼は喪の仕事の中で

こう歌っている

 

「自分は息子がいる天国に

いるべき人間じゃない!」

 

「僕はこの世で進むべき

道を進んで いくのだ!」

 

f:id:withwoman:20220730172656j:image

 

 

   自分の事のために

   音楽を治療に

   使ったよ!

   そしてうまくいったのさ

    Byエリック

 

そしてエリックは

最愛の息子がなくなってから

13年後の2004年に封印している

 

喪の仕事を終えて

喪失感を手放した事で

この曲に休息を与えたのだ

 

感情と距離の取れた場所から

披露する日がくるだろうと。

 

 

私の恩師は

カウンセリングの

天才だったけれど

音楽にはすごく

こだわっていました

 

そのチョイスは

カタルシスを大いに

促して大好評でした

 

フロイトの出した答え

 

「喪の仕事」長い時間をかけて


 一歩ずつ実現してゆく

 


  ヒプノセラピーでも


  悲嘆療法というカテゴリーがある

 

 

しっかり悲しんでいただいて

感じ切るお手伝いをしてゆくんだ

 

失った大切な人の想いと

自分の想いに境界線が

 

穏やかに冷静に

ひけるように

なってゆく

 

いつも思うのは

大切な人を失う前の

自分を取り戻すという

表現とは違うなあと思っている

 

 

悲しみや苦しみを

感じきったからこそ

出逢える自分は

それとは違うと感じている

 

 人って凄いよね

あれだけ苦しんだ後に

成長できてたりするんだもの!

 

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございます