人生の午後を生きる

シンクロブックのエッセンスをお届けします。

母親と妻を看取った男性

男性も介護や看護をするのだ。

女性だけの課題ではないはずなのに。

どこかで横においてしまっていたかも

しれない。

 

私の場合は父親も叔父も

介護を自宅でしていたのにも

かかわらず。

 

ここのところ妻を介護して

看取った男性の近況を知ることが

続いている。

 

我が叔父は母親と妻の介護中に

交通事故で亡くなった。

63歳だった。

 

どちらも看取れなかったのだ。

その後を長女の私の母親が引き継いだ。

実の娘よりマメで器用で笑笑

弱者に優しい私の父親は

叔父の無念を自分の事のように悲しみ

最後の瞬間まで

祖母のそばを離れなかった。

 

私の手伝いなど父親に比べたら

気休め程度のものだった。

自分の妻の親をあれほどまでに

大切に介護する父親を心から

尊敬した。我が母も頼り切っていたし

嬉しそうだったなあ。。

これまでみた中で

一番幸せそうな顔してたと思う。

 

 

共通の知人に私と性質が

良く似ていると言われた

セラピスト&ミュージシャンの彼女の

夫でもあるその人の

オンラインライブを聴いた。

 

その妻を

数年前に看取り

先月に母親を看取ったその人の

演奏を聴いてみたくなったのだ。

 

ユーカリの木でつくった

オーストラリアの原住民アボリジニ

金管楽器にも惹かれていたせいもある。

 

人の声が長い筒を通して

聴こえてくるような。

目を瞑ると別の世界にいるような

マントラを唱えているような。

 

その人は「僕前向いてます」みたいなのりでは

なく最初は少し不機嫌そうに見えた。

演奏が進むにつれて

表情や声の感じが

やわらかくなっていった。

立ち直っているわけではない。

乗り越えてもないけれど

まんまを音楽で表現してくれていた

ような気がした。

もうそれしかないのだと言っているような

 

 

女性のケアが出来る男性って?

の答えを見つけたかったのかな。私は

女性のケアのできない男性の話を

聞きすぎたかもしれない。

 

ですが、きっと、

それも私の学びなんだろう。

そうゆう事も知らないと

ならないのが私なんだと。

私自身がシフトするときまでは^_^

 

 

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しかし

不思議な楽器でした。

きっとすぐに

音だせないんだろうなーー

 

私と似ている彼女に

旦那さんがええ感じに

枯れてるよーーーーーって。。

 

 

 

乗り越えてないけどえかったよーーって。

彼女のファンのひとりとして

魂で繋がりたい。。

 

すみませぬ。西のかたなもので

何故か関西弁に笑笑

 

彼女はご主人の事は

よーくご存知だろうが。