人生の午後を生きる

シンクロブックのエッセンスをお届けします。

マスク姿の追悼

東日本大震災から9年。

今年は政府主催の追悼式はコロナの影響で

中止になりましたね。

まだまだ復興途上。

自分のことを被災者と言わなくて良くなる日が

いつになるのか。。そんなお話もお聴きしました。

帰宅して

たまたまテレビをつけたら

「家に着いて行っていいですか」をやっていて

震災のせいで人生が大きく変わった

被災者の若者達が出ていたので

ちらりとでしたがみていたのです。

生活費を稼ぐのにアルバイトが

忙しすぎるのと学費が払えず

大学生活を挫折していましたね。

お二人とも男性で

心理学に興味を持っていたようで

河合隼雄さんの「昔話の深層 、ユング。。」を

愛読していました。

これ面白いんですよねね^_^

いつか復学する日を目標にして

今は慣れない土地で生活してゆくのに

精一杯という毎日。

若いのでね。悲壮感はそれほど

目立つことはないけれど

目が悲しそうでした。

9年前の3月9日水曜日に

友人と別々の映画館で「ヒアアフター

観ていたんですね。

スマトラ沖地震を彷彿とさせる津波

ジャーナリストの女性が巻き込まれて

臨床体験をして人生が大きく変わる

というストーリーでした。

しかもその日余震があり

映画館が揺れて一瞬大騒ぎ。

ヒアアフターはすぐに上映中止になりました。

友人と同じ日に観ていたことも後で知り

びっくりしたのですが。

その2日後に震災が起き。

お客様がお帰りになった後

事務所のテレビをつけて映し出された

津波の映像。夢を見ているのかと思いました。

動機がして胸が急に痛んだ事を思い出します。


私達はあの日の事を軽んじてはならないのです。


真実の復興を心よりお祈りいたします。